最近、周りに多くありませんか? やたら、アフターファイブの飲みに誘ってくる寂しがりやの上司。
自分の話を延々にしたかと思えば上層部の愚痴まで聞かされて、最後は割り勘じゃ、そうそう毎回おつきあいできませんよね。
とはいうものの、会社の人間関係は無下にはできないし……。考えただけで憂鬱な人もいると思います。でもご安心ください、あるんです。人間関係を無下にどころか逆に「あの人感じいいなあ」と思われちゃうような断りの術が。
今回は、部下を飲み会に誘い、断られつつもめげることなく誘い続けた経験をもつ筆者が、「がっかりしなかったのはこういうことだったのか!」と過去の部下たちの習慣を分析して、かえって印象アップしそうな“飲み会を後腐れなく断るスマートなセリフ3つ”をご紹介します。
■まずはポジティブに受け止める
「お誘い嬉しいです!」「楽しそうなメンバーですね!」「あのお店、私も好きです!」
どんなに気が進まなくても、断ることを決めていても、躊躇せず、まずはこんな風にポジティブリアクションします。
第一声で、どんな言葉が口をついて出るか、相手の“思い”をどう受け止めることができるか、そこで印象が決まります。
■断りフレーズには感嘆詞をつける
断りのフレーズの枕詞は「申し訳ないのですが」が常識と思い込んではいませんか? これでは可も不可もなく“後腐れない断りレベル”には達していません。
一方、「うわー! 残念です!」「えー! 行きたかったです!」「あーん! 次回もぜひ誘ってください」だったら、冒頭に感嘆詞をつけるだけでよそよそしくなく親しみを感じる印象になりますよね。
感嘆詞には、その人のキャラクターが出ます。感情の揺れがないと発することがないのでオフィスではあまり使うことが少ないかもしれませんが、感嘆詞で初めにその人の感情が見えれば相手は安心してそれ以上突っ込もうとしなくなるというメリットがあります。
■本当のことは言わない
行きたくない飲み会の誘いに対して、気が乗らないとは言えませんよね。
行けない理由を正直に答えればいいというものではないとわかっているだけに、中途半端な嘘をつき、付き合いが悪いと受け取られたり自己嫌悪に陥ってしまうことも。
じつはそうならない最強の殺し文句があります。シングルの人なら「最近、夕方になると微熱が出ててちょっとゆっくりしたいと思うんです」、結婚している人なら「最近家族との時間が取れていなくてしばらく早めに帰宅しようと思うんです」といった“体調”、“家族”という言葉。
これを言われたらよほどの鬼でない限り、「それじゃあ、仕方ないよね」とすんなりOKとなるはずです。
以上、かえって印象アップしそうな“飲み会を後腐れなく断るスマートなセリフ3つ”についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。
断りの基本は、“明るく心から残念そうに、明確に断る”ことです。決して暗く、申し訳なさそうにする必要はありません。
申し訳なさそうな姿を見て、誘った方が申し訳なく感じてしまうのは断りの極意から外れてしまいます。そう思うだけで気持ちがすーっと楽になりませんか?
そして、最後にひとつ。気が進まずに行った飲み会でも、“素敵な出会い”があることもあるのも事実。たまには直感に逆らってみるのもいいことがあるかもしれません。
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