日に日に寒さも緩んで、桜の開花宣言が待ち遠しい今日この頃。
卒入学シーズンのちょっとフォーマルなお洋服を探しているというママも多いのではないでしょうか。
上品、控えめ、上質さが感じられて、日常使いできたら言うことないけど、価格も含めて”条件”に合うものを見つけ出すのが難しいなんて、ママさんの声をよく聞きます。
しかしながら、その”条件”とやらをちょっと見直してみたらあら不思議。ちゃんとあるんですね、上品でかつオシャレ感があって価格も従来のフォーマルスーツに比べると断然控えめ、そしてなにより着まわしできるからコスパがいい服が。
今回は百貨店のパーソナルスタイリストである高橋圭子さんからのアドバイスをもとに、綺麗なママを演出できて着回せるオケージョン服の探し方コツ3つをご紹介します。
■1:ジャケットにこだわらない
「まず、ジャケットはもうやめましょう」と意外な高橋さんの言葉。
「たとえば、とろみのある素材のワンピース、スカートやパンツにブラウスという組み合わせもとてもフォーマルで女性らしさが出せるんです。今年はさらにそんな素材のラップコートもたくさん出ているので新鮮に映ると思います」とのこと。
式典の会場は肌寒かったり外にいる時間も意外に長いもの、とろみのある素材でボタンなしのフェミニンなラップコートは脱がなくてもワンピース感覚で着用でき、着まわしもきいて、重宝しそうですよね。
■2:色にこだわらない
「ベージュやペールピンク、白を積極的に取り入れましょう。春を連想させて、晴れの日にぴったりですよ」とまたまた意外なことをおっしゃる高橋さん。
フォーマルウエアといえば、アウターはやはり黒、紺が基本、ピンクはインナーに用いるくらい。そんなイメージですよね。
「黒、紺は安心の色ですが入学試験面接のイメージです。卒入学シーンはお子さんの晴れの日。日本のママはもっともっと綺麗な色を取り入れてもいいと思います。喜びの日の主旨に沿った装いは出席者のマナーでもあります」と高橋さん。
なるほど、黒、紺の呪縛からそろそろ解放されてもいいのかもしれませんね。我が子の成長を思い晴れやかな気持ちで改めてお店を見渡せば意外にぴったりなものが見つかりそうです。
■3:レングスにこだわらない
”浮かない、上品、好印象”が大前提の学校行事の装い。卒入学シーンなら膝が隠れるくらいのタイトスカートが無難なんて思ってしまいますよね。
しかしながら、高橋さんは「ミモレ丈やロングのスカート、ここ最近流行っているガウチョも素材にこだわれば上品で好印象です」とのこと。なるほど、この丈なら今期の流行にもぴったり、通勤にもオフにも使えます。また、着ていて楽というもの大メリットです。
以上、今回は綺麗なママを演出できて着回せるオケージョン服の探し方コツ3つをご紹介しましたがいかがでしょうか。
あんまり着る機会のない高額な黒、紺のスーツを買うのってなんか悔しい!でも仕方ない、と思っていたママさんにこそもってこいのプロからのアドバイスだったのではないでしょうか。
この“3つのこだわらない”を、ぜひ取り入れて、素敵な晴れの日をお迎えくださいね。
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【取材協力】
高橋圭子・・・(たかはし・けいこ)1986年新卒で都内有名百貨店に就職。紳士服、婦人服売り場を経て「その人にあった服をブランドやメーカーのしがらみなくご提案することが顧客満足につながり、結果的に利益になる」と気づき、当時画期的であったパーソナルスタイリストの制度導入を提案し、2010年より現職。好きな女優は、萬田久子さん。得意なことは「トレンドをさりげなく取り入れた、手持ちの服を輝かせる新しい一枚を提案すること」
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