あなたの会社にいませんか? やたらと、えこひいきをする上司。「くだらないことは気にせず、やるべき仕事をしていればいい」とは頭でわかっていても毎日のこととなると目につき、鼻につきますよね。
そこで今回は、こんなイケてない上司を持ってしまった働き女子に“特定の部下をひいきする上司との上手なつきあい方3つのコツ”を、航空会社で5年間の管理職経験のある筆者よりご紹介します。
読んだ後に「こんなことで悩んでたなんて!」と笑ってしまうくらいストレスから解放されるかもしれません!
■ひいきされている人の様子を良く見てみる
上司にさまざまなタイプがいるのと同じように、当たり前ですが部下にもさまざまなタイプがいます。
スパルタで這い上がってでも成長したいというタイプや、自信を失いやすく上手に褒めながら育てたほうが成長が望めるタイプ、または、一身上の理由があって配慮を必要としているケースもあり、公表はされてはいないものの理由や事情がある場合もあります。
そのようなことを踏まえて改めてその人の様子を見てみると、「なるほど、そういうことね」とわかることもあるかもしれません。
■自分の強みを、直接聞いてみる
一方で「あの人、可愛いだけ、若いだけでひいきされている」と明らかな場合もあると思います。何よりこんな風に感じる自分の器の小ささにイラっモヤっとするのが本音ですよね、それは精神衛生上よくありません。
年に数回ある上司との個人面談のときに、「◯◯さんって◯◯ですごいなあといつも思ってみているんですが、課長はどのように思われますか?」と聞いてみましょう。その答えで、単なる好みによるえこひいきなのか、そうでないのかがわかるはずです。
そして忘れてはいけないのが「私のいいところってなんでしょうか。もしそれがわかればもっと頑張れそうな気がするんです」とポジティブさを前面に押し出しつつ自分の強みに関してもフィードバックを受けることです。
自分のいいところを上司の口から聞くのは嬉しいもの、モヤモヤもすっきり、前向きな姿勢に上司の好感度も上がるはずです。
■人事異動があるまで、割り切る
質問しても誠意を持って答えてもらえなかったり、どう考えても理不尽だと感じる場合には、社内の信頼できる人に相談するのもひとつですが、同時に“思考から切り離すという割り切り”も大事です。
どんな理由があるにせよ、部下の話に真摯に耳を傾けてくれない上司は、失格。十分に礼を尽くしたのであれば「自分が悪いのでは?」と責めるのはやめましょう。そして悪い状況は永遠に続くわけではないことも忘れないでください。
組織には人事異動があり、せいぜい3年で上司が変わる場合がほとんどではないでしょうか。共感してくれる同僚に話を聞いてもらうなどしながら乗り切れちゃうものです。
以上、“特定の部下をひいきする上司との上手なつきあい方3つのコツ”をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
特定の人をひいきする上司は一見強く見えますが、自分に自信がなく人から非難されることを人一倍恐れていることが多いのです。
だからこそ、お気に入りの人間だけを近くに置き身の回りを固めようとする傾向があります。多くの場合、そういう人間は他の面での弱さが出て、自然淘汰され、組織の中で上り詰めることはできないものです。そう考えるとちょっと気が楽になりますよね。
まずは、この3つの方法を試してみてください。そして、もう、このことで悩むのはやめましょう!
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