年の瀬が迫ってくると気になってくるのが年賀状。LINEで新年の挨拶をしようと考えている人も多いのではないでしょうか?
パイロットコーポレーションの年賀状に関するアンケートによると、年賀状を出す予定の人の中で52.1%の人がSNSを利用すると答えており、もはや年賀はがきよりも身近であることがわかります。私たちの日常にSNSが浸透しているということをこんなところでも実感します。
締め切りに追われることなく、相手の住所を知る必要もなし、低コストで簡単気軽に複数に出すことができるのは、大きな魅力ですよね。
でもSNSならではの失敗をよく耳にするのも事実です。
そこで今回は、筆者が周囲から集めた失敗談を基に「転ばぬ先の杖」となる、SNSで年賀状を送る前に知っておきたい3つのことをご紹介します。
LINEで新年の挨拶をと考えている人、必読です。
■登録している名前に注意
プライベートではやり取りをしない人にも送ることもあるLINE年賀状。
ファーストネームやニックネーム、自分にしかわからない名前で登録している人は、せっかく出した年賀状LINEを相手に認識してもらえない可能性があります。
メッセージの最後にフルネームを入れるなど、年賀状らしい配慮をすると良さそうです。
■メンバー登録に注意
仲良しグループでメンバー登録している人の中に喪中の人はいませんか?
グループだと年賀メッセージをもらった後で「じつは喪中だったの」とはなかなか言い出しにくいものです。あらかじめ今年一年の記憶をたどり、よく注意をしましょう。
反対に今年が喪中にあたる人は、ハガキでの挨拶と同じように「新年のご挨拶を控えさせていだきます」などのメッセージをあらかじめ送っておいてもいいのかもしれません。
いずれにしても、グループ内で年賀状LINEを送り合う時は、便利なだけに丁寧な配慮が必要と覚えておきましょう。
■上司のリアクションは送る前に予想する
「ウチの上司、欠勤の連絡もLINEでオッケイなの」という人もいるかもしれませんが、注意してください。
いつもは理解ある上司も「まさか、年賀状までLINEでくるなんて失礼な!」と新年早々ご立腹の可能性もあります。普段はLINEの連絡でも構わないけど、「新しい年の始まりくらいはきちんとけじめを」と考える上司もいるかもしれません。
LINEで上司に年賀状をと考えている人は、上司の反応を予想してから慎重に対処するのがよさそうです。
以上、LINEで年賀状を送る前に知ってた方がいい3つのことをご紹介しましたが、いかがでしょうか?
ここまで読んでやっぱり手書き年賀状にしようと思った方もいるかもしれません、そんな人はよろしければ「エッそこまで言っちゃう?写真付きvs無し“年賀状を巡る”ママの言い分」もご覧ください。
人類が生み出した素晴らしいしくみであるSNSの特性をしっかり掴んで、賢く柔軟にフル活用したいものですよね。