「忘年会、行きたくない」。そんな風に思ってモヤモヤしている人はいませんか?
忘年会なんていつも楽しいわけじゃないし、むしろ「これもお務めのうち」とイヤイヤ参加するなんて人が多いのかのしれません。
行きたくない理由は、飲み会続きで金欠、お疲れ気味、職場の人との関わりは今年はもうおしまいにしたい、そもそもお酒飲まないから面倒臭い、など人それぞれ。
じゃあ、ここはひとつどうでしょう? 気が進まないことはズバっと切り捨てて自分に素直になる年末でストレスフリーを実現しませんか?
今回は、CAとして22年間さまざまなお断りシーンを無事に切り抜けてきた筆者が、“行きたくない忘年会を誰からも反感を買わずに感じよく上手に断るコツ”を3つご紹介します。
安心してください、あなたひとりが飲み会に出ないからといって誰も悪く思ったりしませんよ。それどころか我慢を止めることで気持ちも体もスッキリ!
年末の仕事納めまで元気に駆け抜けることができますよ!
■早めに断る
“悪い知らせほど早く”は、コミュニケーションの鉄則です。ネガティブな情報は遅くなれば遅くなるほど、よりネガティブ度が増すと覚えておいてください。
断らなくちゃとは思いつつ日にちが経ってしまい、そのうち欠席者が続出しいっそう断りにくくなり、渋々行く羽目になる……こうならないためには、誰よりもいち早く断る!に尽きます。
■断りの“鉄板キーワード”を使う
世の中、さまざまな価値観の人がいますが、どんな人も納得させてしまう言い訳の鉄板キーワードというものがじつはあります。
それは“体調”と“家族”です。それは、どんな人でも大切にしたいと思っているから。よって、これらが関連した断り理由には、誰もなにも言えないのです。
「先約があって」と言われていい気分がする人がいるわけはなく、ベストな言い訳とは言えません。またよく耳にする「やり残した仕事があって」は、自分自身の仕事の遅さを印象付けてしまうため避けるべきでしょう。
■幹事には直接ひとことお詫び
最後に忘れてはいけないのが、幹事さんへのねぎらいとお詫びです。これが好感度を一気に高めます。
断りの連絡を早々に明確に伝えた上で、「当日までにお手伝いできることがあればお知らせくださいね」や「お忙しい中、アレンジをしてくださってありがとうございます」、「昨日は参加できず申し訳ありませんでした、とっても盛り上がったみたいですね!おつかれさまでした」など幹事さんに寄り添う気持ちを伝えます。
欠席に対し文句が出るどころか、「いい人だなあ」と心から思うはずです。
以上、“行きたくない忘年会を誰からも反感を買わずに感じよく上手に断るコツ”を3つご紹介しましたが、いかがでしょうか?
お断りは、“究極のおもてなし”だということがお分かりになったと思います。
重要なことは、したくないことを無理してやっても自分が思うほど、周りはなんとも思わないということです。気は遣うものではなく働かせることで消耗を防ぐことができます。
したくない気遣いで自分の時間を無駄にせず、二日酔いや食べ過ぎもなし、ストレスフリーな年末を過ごしましょう!